タウントを作ろうぜ!というtaiteiの提案がありました。いわく、「我が輩のアオリ技術はIOE界でも最強!これを世に広めなくてどうする!」ということらしいです。
我々はスカイプのボイスチャットを使って色々と話しながらゲームをしている事が多いのですが、その時のtaiteiさんの言葉が実にいやらしいもので、彼の人柄をよく現していると言えるでしょう。
「おや、オタカラがとられちゃいましたねぇ〜」(財宝の横取りに成功したとき)
「おや、もう終わりですか?弱いですなぁ〜」(相手が投了したとき)
「そーれ焼き畑農業じゃ〜」(相手の建物を焼くとき)
「真打ち登場ですぞ」(チームの味方が敵を撃破したあとに悠々と現れたとき)
「大帝は悪くない!組長のウーランがいなかったからじゃないですか!」(初弾が8分過ぎてしかも足軽5しかいないとき)
「だってそこしか社建てる場所なかったんだもん」(味方のセカンド肉場を社で封鎖したとき)
新年の抱負として「人と仲良く」とか言っていた彼の本心がよくわかる素敵な台詞ばかりです。これらをタウントにしてついでにカルタを作って頒布しようぜ!という誰が得するんだよという提案ですが、まあ考えてみてもいいかも。カルタということは48枚必要なわけで、絵を誰が描くんだ俺かという話ではあるのですが。
「農民2人しかいない……」(あらしに気付かずに農民を刈り尽くされたとき)
とかも入れておきたいところですね。それはそうと大帝さん、「ひらがなって何文字あるの?52文字?」ボクの知っている日本語にはそんなにひらがなはありません。「アルファベットって32文字だよね」いつの間にそんなに増えたんですか。君は確か日本の誇る高等教育を受けてきたはずなのですが……。
2012年12月8日に開催された第三回IOE大会。なんと24人という参加人数になりました。やってる人、かなりいるなぁ……。
ただ問題は梅組関係以外はほとんどが佐官将官ってことですな!プロにしむしむ、nanachanさんもいるしBonengさんもいる、他にも実力者がゴロゴロと。中尉と言いつつ実際は佐官クラスかと思われるPampiniossimoさんはともかく他のメンバーは尉官レベルかそれ以下ですので、真っ向から勝負してもなかなか厳しいでしょう。ここはワンチャン狙いでいくしか!
他のメンバーの顛末はそれぞれが書いてくれるんじゃないかと期待して、とりあえず自分(matahatikumicho)の試合ですが……なんとまつじゅんさんに実況していただくという栄誉に預かりました。梅組クランマスターとして新文明を期待されていたようですが、自分の使ったのはドイツ。予想と違ったようで申し訳ないのですが、ドイツはドイツでも革命ワンチャン狙いでした。相手をしてくれたのはLANCELさん(少佐)です。
TADではドイツ革命はまずあり得ません。臼砲出てもキツイよね、ということで。しかしIOE1.2で革命が大幅に強化され、実際にCOM戦で使ってみてもかなり使えるという感触でした。もしかしたら相手が「即四か、じゃあこちらも」と思ってくれればもしかしたら工場建てて革命といけるかな、という狙いです。ちなみにまつじゅんさんの予想では「革命してウーランラッシュかな?」という事でしたが、自分のオーダーは経験値革命して工場一軒、重カノンをまわしつつBR・イェーガーカードを三枚切って進軍というものです。でした。実際にやってみたところさすがは佐官、砦を見たとたんに砲小屋からペタードを回して砦割り。アメリカの歩兵軍量の多さでTCを割られてggとなりました。
自分の革命オーダーはこんな感じでした。
農民はとにかく肉寄せする。
1枚目・馬車農民2。
17人進化。これ以降農民は生産しない。
2進化・進化ボーナスは木材400。
2に入るまで全員肉。
進化したら木を回収して交易1軒と市場建設。
馬車農民は金に回す。
2枚目・金700。
金700を回収して3押し・進化ボーナスはスカミ・ドッペルを相手の兵種に合わせて選択。
ウーランは軽く荒らし、死なないようにする。
3枚目・砦。
農民は肉と金回収、家のための木は買う。
人口枠はとりあえず40でいい。必要に応じて木を買って家を建設。
プッシュが来たら砦とオマケウーランと進化兵・民兵・TCショットで耐える。
4枚目・木1000。
4進化・進化ボーナスは金1000。
革命資源は無理に遠くに取りに行かない。市場で資源変換する。
4入りしたら革命資源を確保しつつ時間を稼ぐ。
出来れば工場2軒を建てる。壁で囲えるとなお良し(ペタード対策)。工場で重カノン生産効率化を入れる。
革命ボーナスは経験値2000。これでカード2枚は切れるはず。
カードはBR・イェーガー連打・工場は重カノン生産。
カードが2枚、重カノンが1門届いた時点でゆっくり進軍開始。
カウンターを狙いつつ進軍。とにかく無理をしない。相手が3なら性能差で、4入りしていても重カノンをうまく使うことでなんとかなる。カードはすべてBR・イェーガー。カルバリンは重カノンとBRで割る。歩兵と軽騎兵はイェーガーと重カノン、重騎兵はBRで対処。
だいたいこれでマップが良ければ11分くらいで革命準備が整うというオーダーだったのですが……ボルネオはTC間距離が短く肉の二群れ目がやや遠目。交易はあるものの相手が前線を取ると割られやすい位置にあります。鉱床は一個でも上記のオーダーであれば革命まで持って行けることは確認していたのですが、ネックはやはり肉でした。今回も結局肉寄せが間に合わず、結果として肉が足りないために4入りできず、グズグズしている間に砦がペタられるという流れで投了となりました。
マップ、相手の文明、実力によっては直行革命は成立しないということですね。ある程度軍を出してから革命に持っていくなどの変化球を持たないと格上に勝つことは難しそうです。Cenote君が「ワシはオスマン革命のオーダーを1ダースは持っている……!(意訳)」と言っていましたが、確かにそのくらいバリエーションがないといかんようです。
ちなみに大会のあとで何戦かやっていまして、3v3のチーム戦でドイツ革命を試したところ、工場2軒からの重カノン連続生産+BR20体+イェーガー20数体という編成が完成し、無双していました。成立すればかなり強いので是非このオーダーを完成させたいところです。
4入り後、工場ではなく重カノン2を切って押したらどうかという提案もありましたが、試して見たところやはり2門ではカルバリンが出てきた場合に続きませんね。重カノンがなくなるとイェーガー・BRという編成では建物が割れないのです。ガトリング?自分はもうあれは使いません!4門で一斉射撃してストレが2体倒れたときには目を疑いました。
なお今回はペタードでやられましたが、それは壁を一枚貼れば対処できます。しかしロシアの3の時代で出る臼砲だけはどうしようもない……あれは厳しいのでなんらかのオーダーを組まないといけません。
バグ修正および新規要素がなされたIOE ver 1.2が頒布されました。今回の新要素はなんといっても革命!
ロシアやドイツ、イギリスなど、今まで「革命なにそれおいしいの?」と言われてきた文明の革命が大幅に強化されました。ロシアはオプリ40。一気に敵陣を更地にすることのできる強力なオプションですね。もちろん重騎兵としての能力は低いオプリですから対策を取られたら厳しいでしょうけど、植民地民兵とともに行動すればこれはかなり使えるのでは……?
実際にsegが使ってみたのですが、ガード化してあればそれなりの性能の重騎兵となります。あくまでもそれなり、ですが。これなら40もいるんだしランチェスターの法則で結構いけますね。
ドイツは2種類。ウーラン10+カードにウーラン5が付属というものと、経験値2000が得られるオプションがあります。前者ではあらかじめチャプカにしておけばチャプカが付いてきます。経験値2000ではだいたい+2枚カードを切ることができるようになります。そしてなにより「黒騎兵4+イェーガー6」というカードが追加されました。ウーランオプションを選んでも流石にこのカードにウーランは付いてきませんが、十分に強力なカードです。
イギリスは工場ワゴン2かワシントン将軍+植民地民兵10。工場で内政を維持しつつ革命もありですし、敵の速度低下(なんと-40%)という溢れる威圧感をもったワシントン将軍を使って押し撃ちをするのもありでしょう。
フランスは植民地民兵の体力が+40%、射程+2というオプション。今まで「クルールより弱い」とか言われていた植民地民兵がまさにフランス仕様、オトコ臭い民兵になりました。これもまた相当やばいんじゃないかと梅組内でも評判です。まだ誰も使ってませんが。
スペイン・オスマンではインペハサーのかわりに「革命騎兵」という重騎兵が出るようになりました。能力的にはガードハサーの+30%。インペハサーより20%能力が低いのですが、代わりに4体余計に出ます。それまでに生産していたハサーも革命騎兵に代わり、革命後に生産されるハサーも革命騎兵となります。打撃力が弱くなったととるか数が増えたので戦略の幅が増えたととるか。
他にも色々と変更が加わりました。オーストリーに関しては、スカミに撃ち負ける!と言われていたグレンザーが間接防御+10%となり、やや使えるようになったのではないかという話です。またスウェーデンの軽装槍が強くなりました。ちょっとヤバイ強さで、軍鼓手と先住民系の速度アップを入れるとウーランより速くなります。馬より速い槍とか……。
アメリカはやや弱体化修正。ちょっとチート臭かった無限カードが搬送時間+10秒ということです。そして鉱夫で鉱床掘ってるといつまでも鉱床が尽きないのはありゃバグか!なーんかおかしいと思ってたんですよね。
ヴェネツィアもかなり変更されています。だいたい強化系と言っていいのではないでしょうか。コンキの能力アップが付いたのは朗報です。性能的にちょいと低いなーと言われていたコンキに+10%が付いたことで2から出る使える軽騎兵になるのではないでしょうか。ちなみに5日夜に頒布されていた初版ではそれが適用されていないバグがありましたが、現在公式で頒布されている1.2では修正されている……はず。この記事を書いている時点ではまだ確認はしていませんが。
そして!
日本に「薬食い」というカードが追加されました!なんと梅組の記事を参考にして作って頂いたとのこと。嬉しいことですねー!昨日はその話題で梅組全体が盛り上がっておりました。そしてさっそく使う大帝。
まだ桜桃園があるのにチームメイトの肉場に現れる日本農民。好き勝手に撃ちまくってせっかく寄せた肉を散らす日本農民。荒らしが怖いからとチームメイトが守っている肉場にわざわざきて肉を横取りする日本農民。
以前より日本がチームメイトだと味方のセカンド・サード肉場に社を建てて味方の肉場封鎖をする!と言われ、迷惑がられておりましたが、このカードが付いたことでさらに肉の横取りまでされるようになりました。なんという強烈な効果……!
いや、大帝以外であればこんな事しませんし、H2Hだと使いようによっては面白いんですよね。肉よせして好みの場所に社を作ることも出来ますし(まあそのためにカード一枚切るかと言われるとびみょーですが)。しかし大帝が使うと味方の肉場を封鎖した上に封鎖できなかった肉は自分で食うというお前誰の味方だ!?という行動に走るのであります。恐ろしいですね!
2012年12月8日(土)にIOE大会が開催されるそうです。ver 1.2を使用した大会ということで、とりあえず梅組は参加できる人は全員参加となりました。まー前回の大会とかみると佐官とか将官ばっかりでとても勝負にならないような気もしますが、まあそこはそれ、ワンチャンあるかもしれないじゃないですか。
問題はなんか梅組内で観戦マップが動かない人がいることで、matahatikumichoとかは再インストールまでしたんですがどうなることやら。人に見てもらうときに困るので大会までに解決しておきたいですねー……。
レギュレーションとかはおそらくAJCにて発表されると思うのでそちらをご覧下さい。